本日は医師の仕事道具である聴診器の話題です!
普通の聴診器といえばアナログなものを想像しますよね。
ですが、今回紹介するのは!
聴診器の老舗であるLittmannの画期的な商品です!
その名も電子聴診器(エレクトロニックステソコープ)Model 3100/3200!!
私、実はもともと片耳が聞こえにくく、そちらを配慮し母がプレゼントしてくれたものです!
「そもそも電子聴診器のメリットって?」
「3100モデルと3200モデルで何が違うの?」
「bluetoothや録音機能も付いてるって本当?」
「価格はどのくらい?」
「実際に使ってみてどう?」
「普通の聴診器と比べてデメリットはないの?」
目次
電子聴診器とは?
そもそも普通の聴診器は単純な物理的仕組みで音が聞こえるようになっています。
それと比較し電子聴診器は、追加でデジタルの力も利用されている聴診器になります。
周囲騒音の低減(85%カット!)+音量の増幅(最大24倍まで!)のダブル機構で音が聞こえやすくなる仕組みのようです。
3100モデルと3200モデルの違い
リットマン電子聴診器は3100と3200の2種類がラインナップされています。
両者の大きな違いは、録音機能(+BluetoothによるPCへの転送機能)がついているかどうかです。
他の機能に関してはほとんど大差ありません。
ズバリ価格は?録音機能は必要?
3100モデル(録音なし):実売50000円程度
3200モデル(録音あり):実売60000円程度
となっていましたが、最近は3200モデルしか在庫がないようです。
その代わりに3200モデルが値下げになっております!
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実際の使用感とメリット
電源をオンにすると0.5秒ほどですぐ聴診が可能になります。
音量は10段階に調整できます(最大24倍)。
片耳が聞こえにくい私ですが、いつも5段階目くらいで聴診し、充分すぎるほどよく聞こえます。
雑音もカットされており、患者の服の上からでも非常にクリアに聴診することが可能です。
患者さんのプライバシーにも配慮できますし、日々の診療の効率化にも繋がりますね!
また、普通の聴診器には膜型とベル型がありますが、電子聴診器ではワンタッチで周波数の切り替えが可能です。
重さは?普通の聴診器と比べて重たい?
重さは約180g(単3乾電池1本含む)で、普通の聴診器の約1.3倍程度です。
肩からかけていても特に重いとは感じません。
電源は切らないとダメ?スタンバイモードは?
電池についてはスタンバイモードという機能が実装されています!
聴診がされていない時間が数十秒間続くと自動で消費電力を大幅に抑えたスタンバイモードに移行します。
スタンバイモード中に再度聴診すると、自動で通常モードに復帰します。
- 回診や外来の開始時に電源オン
- スタンバイモードのまま首にかけておく
- 回診や外来の終了時に電源オフ
私は基本的に上記の感じで使っています!
電池はどのくらい持つ?
電池1本でおよそ60時間の使用が可能なようです。
私はこの電子聴診器を手に入れてほぼ毎日上記のように使用していますが、だいたい4ヶ月に1回ほどの電池交換で事足りています。
画面端に電池残量が表示されるので、突然の電池切れの心配もありません。
電子聴診器の評判は?デメリットはある?

ここまで良いことしか書いてないけど実際使いにくかったりしないのー?
まず挙げられる弱点は高価なことでしょうか。
普通の聴診器の倍ほどしますね。
あとは、慣れてしまえば普通の聴診器と比べて特に使いにくいところはありません。

ただ、間違えてナースステーションに置き忘れちゃった時は本気で焦ったなぁ……。
聴診器ってふとした拍子に置き忘れてしまうものなので、無くしても見つかるようにネームタグをつけておく事を強くオススメします。
まとめ:Littmannの電子聴診器は便利!
以上、電子聴診器のレポートでした!
慣れてしまえば、普通の聴診器と比べてメリットだらけかと存じます。

一つの聴診が患者さんの命を左右することも往々にしてある世界だもんね!よく聞こえる方が良いよね!
ぜひ皆様の検討の一助になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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